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シェムリアップ空港での顛末

11月 1st, 2010 Posted in 2010・ルアンパバーンへ

おいしいハムとコールスローの挟んであるサンドイッチを食しながらあっという間のカンボジア。ここで飛行機を乗り換える時に面倒が起こりました。

ホーチミンでのチェックイン時に言われた「乗り継ぎだけどスルーチェックインはできないので、向こうで荷物をピックアップして、再チェックインしてください」というのが事の発端でした。わたしはスルーか否かに関わらず旅券にスタンプをもらう国盗り気分で一度カンボジアに入国しようと思っていたので、全く問題なしと出発しました。

カンボジアに着いて、自分の下調べのなさに笑ったのですが、この国は入国にVISAが必要でした。でもまあすぐその場で作成できるということで、20ドルプラス写真代1ドルを払って発給を受けたんです。ところがその後、入国という段になって引っかかりました。「お前はトランジットじゃないのか、だったら向こうのトランジット口から直接待合室に入ればいいんだ、VISAは必要ない」と。

でもコチラはいちど入国して荷物を受け取り、チェックインして搭乗券をもらわなくてはなりません。

そのうち大勢係官が集まってきて談笑を始めました。言葉はまるっきりわからないので察するところ「こいつはただの乗り換えのために20ドルも出してVISAをとったマヌケ野郎だ」とか「もう一旦払った金は返せないじゃないか」とか「VISAはいらないってこと知らないのかねこいつは」とかワイワイガヤガヤやりながら、私の旅券に貼りつけてあるVISAを指さしてみんなで回し見して笑っております。

いいんだよ、入国さしてくれりゃ。これまでも、降り立った記念入国は韓国でもタイでも香港でも、してるんだけどなあ。早い話がこれ、入国拒否でしょ。トランジットのために入国しちゃあいけねえのかよ。

そのうち笑い飽きた係官は、空港職員を呼びつけなにやら言いつけました。私はトランジット口から待合室に連行され、空港職員にはパスポートと航空券を取り上げられ、待合室に座っているように命令されました。あ、これは多分、私の代わりに荷物を受け取り搭乗手続きをしに行ってくれたんだと思い、待つことにしましたが、30分近くたっても彼は現れないのです。

あ、あらかじめ言うのを忘れましたが、私はほとんど英語が出来ません。単語の羅列が精一杯です。パスポート!とか、ボーディングパス!、とかリチェックイン!とかこういう言葉だけでここまで乗り切ってきました。乗り切ってないか・・・。もちろん相手の言うことも顔色から察するだけです。

次のフライトも迫ってくるし、これままずいと思い待合室を逆走して出国審査口に出ました。入国を許されていないのに出国口から入国を強行しようという私に向かって係官は、制止しながら私の旅券を掲げました。「あ、ここにあった!」とりあえずパスポートの居場所を確保。単語の羅列で事情聴取&説明しましたが、結局はみんなで「こいつだってよ、VISA取ったバカヤロウは」と笑い合って、とり合ってもらえません。「OKOK」しか言わないんだもん。搭乗券がないのにOKな訳ないじゃねえか!さっき持ってったおいらのe-ticketはどこへ行ったんだ。取りにいけなかったオイラのバゲッジはどこへ行ったんだ!と英語で聞く能力もなく、顔で語る20分間。ついに、小林旭似の係官が「わかった、こっちについてこい」と私のパスポートを取り上げて歩き出します。

あれ?別室に連れてちゃう?検挙されちゃう?と焦る私を出国口の裏導線につれていき、わたしは無事、出国口からカンボジア王国へ入国を果たしました。アキラは私の身柄を掌握するためにぴったりとくっついてきますが私はそんなことにかまってられません。とにかくチェックインカウンターに向かいました。カウンター前には、私の荷物が放り投げてありました。「とにかくチェックインしてくれ!バゲッジのタグをくれ!チケットを返してくれ!」とどうやって英語で言えばいいのか浮かばないまま顔で訴えていると、アキラは航空会社のスタッフにまで「こいつはトランジットのために20ドルも出したバカヤロウだぜ」って言いふらしてます。みんな私のことを指さして薄ら笑いして。

スルーチェックインしてないんだから、入国するしかないじゃない!荷物も自分で受け取るしかないじゃない!うーん、もし私にこれだけ説明するだけの英語力があったなら。

結果的にわたしは、通常とはまるで違う、もはや外交ルートといってもいい経路からカンボジア国内に入り、自分でチェックインして搭乗券を獲得し、自分で持物を預けタグをもらい、また外交ルートで出国してパスポートを回収し、もとの待合室に戻ることができました。背中には汗ビッショリ。なんとかフライトにも間に合いそうなので、ビールビール。カンボジアの思い出は、そうだな、このビールがフルーティーで旨いから「よかった」にしておきましょう。おぼえてろ!この次はしくじらないぞ。

どちらか、わたしを英語学校のCM(悪い例)として使ってもらえませんかね・・・。

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