柳家三之助の「まめさ」を鍛える場所

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真打披露がおわりました

7月 10th, 2010 Posted in ひとりごと Tags:

昨日の日本橋劇場での披露公演で、わたくしの真打昇進披露がすべて終了いたしました。一年二ヶ月にわたって駆け抜けながら見聞き感じてきたことは、 本当にたくさんのものがありました。このほんの一部をこちらのブログやtwitterやPodcastingなどでお目にかけることができて、わたしも嬉 しく思っています。一緒にみなさんと駆け抜けたような感覚が、いまわたしの身体の中にあります。

たくさんのお客様に来ていただきました。バカ高い木戸銭を設定して、自分の大好きな人達で番組を組んで、超満員なんて無粋ではな く、丁度よいふんわりとした客席に支えられて、ほんとに幸せ者です。おいでになったお客様にしかわからない、冷静に思い返せばヘンテコリンな口上。ヘンテ コリンだけど面白くて、温かくて、何にも感動するようなことはいっていないのに、わたしは真ん中で目頭を熱くしておりました。

生の芸能をやっていてよかったな、と改めて思いました。

さて、これからは当たり前の噺家として、当たり前の高座をきちんきちんと勤めていきます。それにはどうすればいいのか。考える材料はこの15年ですべて頂いているのかもしれません。でもまだ沢山の人々に尻を叩いてもらいながら、前へ前へ進んでいくために悩ましい日々を過ごします。この15年にご縁の ありましたお客様も、これから出会うであろうお客様にも、どうか永きにわたってのご贔屓お引き立てをおねがいいたします。

(披露目のおかげで、いま私のうちにはそこらへんの酒場には負けないくらいの酒がございます。まずは日本酒から、順番にいただいてウイスキーもちびちび飲んで、全部飲み干したらまたご報告します。何年かかるかな)
(寄席や自主企画の披露目はおわりましたが、まだ今年は各地で真打のお祝いをしてくださる会があります。そちらにもぜひお出かけくださいますよう)